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愛新覚羅溥傑家資料

2013年10月、西宮市在住の福永嫮生さん(1940−)より愛新覚羅溥傑家に関する手紙や写真、書画などの貴重な資料を受贈しました。愛新覚羅溥傑(1907−94)は、中国・清朝最後の皇帝溥儀の実弟で、「満州国」軍人となり、昭和天皇の遠縁にあたる嵯峨浩(1914−87)と結婚し、二女に恵まれました。嫮生さんはその次女です。 日本の敗戦後、父溥傑はソ連・中国に収監され、嫮生さんは母とともに中国大陸を流転した末に日本へ引き揚げました。それから16年が経った1960年にようやく父と再会を果たしました。 本資料群は、溥傑・浩夫妻、二人の子である慧生(1938−57)・嫮生に関する資料が中心です。時代の波に翻弄されながらも日中友好に尽力した一家の資料から、改めて昭和の歴史を考えるきっかけになれば幸いです。

『流転の王妃 愛新覚羅溥傑・浩 愛の書簡』校正刷り

2011年